1997年以来、常に新しい映像の形を探求し、世界各国で行われてきたイギリス発の映像フェスティバル、onedotzero。ロンドンのビクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria & Albert Museum)との共同制作により、”Decode: Digital Design Sensations”というタイトルの展示会が今年4月まで開催している。従来のフェスティバルとは異なり最新のデジタル技術を駆使した、さまざまなイ ンスタレーションが展示されている。プロジェクタースクリーンの前で動きを感知するセンサーを使ったインタラクティブアートからインターネットの情報をビ ジュアライズした作品まで、世界各国から集められた作品は35点にも及ぶ。日本からはアーティスト集団「ダムタイプ」のメンバーでもあるミュージシャンの池田亮司氏とデザインスタジオのWOWの作品が展示されている。
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「onedotzero」展 V&Aで開催
日曜日, 2月 28th, 2010特集: ロンドンのアール・デコ
日曜日, 2月 28th, 2010アール・デコとは1920年から1940年の間、世界的に流行した芸術運動。特にアメリカには多くのアール・デコ建築がまだ存在する中、アール・デコと聞 いてロンドンを想像する人はあまり多くはないだろう。20世紀以前に建てられた建築物が多いロンドンだが、探してみると意外にアール・デコ調が目につく。地下鉄の駅や映画館、ランドマーク的な建物であるShell Mex House、Hoover BuildingやDaily Express Buildingといったビルがあちこちに点在する。その中でも今回、撮影に使えるアール・デコ建築のロケーションをいくつかご紹介します。
『セネト・ハウス/Senate House』
セネト・ハウスはロンドン大学の管理部用のビルとして1937年に建築家チャールズ・ホールデンにより完成された。上の写真はセネト・ハウスの外観である。19階建ての64メートルにも及ぶ高さは出来た当初、セント・ポール寺院についでロンドンで2番目に高い建物であった。ジョージ・オーウェルが「1984」の中で出てくるある組織の建物を説明した時、セネト・ハウスをモデルとしたと言うことでも知られている。
『エルタム・パレス/Eltham Palace』
エルタム・パレスは現在、文化遺産として認定されている公邸である。中世にはシェークスピアが題材にしたことで知られるヘンリー8世が少年期を過ごしたとも言われている。1936年に当時の織物業界の有力者、コートールド夫妻によって現在のアール・デコ調の姿になった。ロンドンにおけるアール・デコ建築の代表作と名高いその建物と庭の面積は284エーカー(1150㎡)。壁には木材の他に象牙や真珠などがふんだんに使用され、庭には中世に建てられた橋や伝統的な英国式のガー デニングも見られる。
『フリーメイソンズ・ホール/Freemason’s Hall』
フリーメイソンズ・ホールはイギリスで発祥した秘密結社、フリーメイソンリーの本部(グランドロッジ)として数々の会議が行われてきた。フリー メイソンとは友愛団体で会員は世界中に約500万人いると言われ、あの鳩山総理もその一員ではないかと噂されている。フリーメイソンズ・ホールはロンドンの中心部に位置し、1985年から一般公開されるようになってから数々の映画や広告のロケーションとして使用されてきた。約2.25エーカー(9100㎡)の敷地には21のロッジルームがあり、図書館・博物館も設備されている。中でも一番大きな部屋のグランド・テンプル (Grand Temple)は1700人収容可能でコンサートやミュージカルの会場として使われることもある。



